感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kumicom
20
面白かった〜。同じシリーズの「天使のひきだし」よりも読みやすかった。慣れたのかな?難しいものだと思っていた新約&旧約聖書について、絵画とマンガでわかりやすく解説。やっぱり聖書って「聖おにいさん」のネタ元なのね〜。しかし「天使のひきだし」読んだ時も感じたけど神様えげつない。聖書に描かれてるくらいだからみんな聖人なのかと思っていたけれどそうでもない。人間の原罪が「ダメと言われたことを我慢できずにやってしまった」ことだとは。それにしても、ピカソの「磔刑」のインパクト!解説読んでも何描いてあるのか全然わかんない!2014/07/06
aisu
5
同じ出版社から出ている「巨匠に教わる絵画の見方」が面白かったので、絵画解説本だと思って、このシリーズ(?)マリア、ヴィーナス、天使、悪魔、黙示録をアマゾンで購入・・・絵画解説よりキリスト教や、神話の解説に重点を置いた本でした。結局は絵画に結び付いているので、美術本のジャンルか?わかりやすいような、わかりにくいような、読みやすいような、読みにくいような。多過ぎるイラスト、マンガ解説も好みが分かれそう・・・2012/09/21
AKO
4
前回の『天使のひきだし』に続き視覚デザイン研究所が発行する『マリアのウィンク』。天使のひきだしでは天使が描かれた絵画をメインに扱われていたが、本書は新・旧約聖書の天地創造から最後の審判までの歴史を名画やゆる~いイラストとコラムを交えながら解説される。あまりにゆるすぎてイメージを崩してしまうかも?たまに挟まれる漫画のページが面白い。芸術家たちが好んで取り上げるシーンは意外と決まっていて、マリアとイエスの聖母子画が最も多く描かれた宗教画らしい。ルネサンスまでの西洋では宗教画しか芸術として認められなかった↓2022/11/01
葉菜枝
4
馴染みのない宗教画、何が描かれているかを知るのに最適な入門美術書。堅すぎず、それでいて知的好奇心を充分満たしてくれる視覚デザイン研究所のこのシリーズとても好き。2016/08/15
marumichan
4
西洋絵画とキリスト教の楽しく美しい入門書 創世記から最後の審判まで、 弟子の性格まで記されています。2012/06/19