出版社内容情報
昭和20年8月15日、陸軍による玉音盤奪取クーデター、いわゆる宮城事件は、昭和天皇、秩父宮を首謀とする偽造クーデターだった!この衝撃の事実を膨大な例証によって明らかにし、さらには、「昭和天皇は広島の原爆投下日時を事前に知っていた」「皇族・政界トップの秘められた血脈」など、通史通説をくつがえした昭和史ノンフィクション。
内容説明
1945年(昭和20年)8月14日から15日の二日間に発生した「8・15宮城事件」、世にいう「日本のいちばん長い日」―徹底抗戦を叫ぶ陸軍少壮将校たちが昭和天皇の玉音盤の奪取を謀って皇居を占拠したとされるクーデターで、森赳近衛師団長が惨殺される。この惨殺はなぜ決行されたのか?いつ、どこで殺害されたのか?遺体はどう処理されたのか?膨大な史料と格闘しながら真相を追っていくうちに著者は、この事件が巧妙なシナリオにのっとった偽装クーデターであることを発見した。この日本という国に、依然として残る巨大な「タブー」に敢然として挑戦する。
目次
悲の章
惨の章
空の章
玉の章
秘の章
醜の章
著者等紹介
鬼塚英昭[オニズカヒデアキ]
1938年大分県別府市生まれ。別府鶴見ケ丘高校卒業後、上京。中央大学法学部で学びながら数多くの職に就く。学費未納で中退後、故郷・別府にて家業の竹細工職人となる。生業の傍ら国内外の膨大な数の関連書を渉猟・読破、関係者にも精力的に取材を重ね、郷土史家として私家版の歴史書、『海の門』『石井一郎の生涯』『豊の国の竹の文化史』『20世紀のファウスト』を書き上げる。その研究の途次の1995年、昭和天皇九州巡幸時の「別府事件」を偶然に発見、以来10余年にわたる歳月をついやして上梓した前作『天皇のロザリオ』(上下、小社刊)につづき、明治期から現在までの多彩な史料を縦横に駆使して「日本の隠し事」を暴いたのが『日本のいちばん醜い日―8・15宮城事件は偽装クーデターだった』である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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