内容説明
本書は、1970年代初めから今日に至るギデンズの思索のすべてを網羅しており、「古典」社会学の創始者とのやり取りにはじまり、「再帰的モダニティ」の概念にもとづく世界政治の実態についての見解にまで及んでいる。
目次
アンソニー・ギデンズの社会学―序説
生い立ち、研究者としての履歴
社会学の古典、古典の乗り越え
構造化理論
モダニティ
親密性の変容から、生きることの政治へ
左派右派を超えた政治
世界政治
中央舞台に立った中道左派
リスク社会の政治
カオス、ドグマ…を超えて
リスク、恐れ、悪夢
著者等紹介
松尾精文[マツオキヨブミ]
1945年生。青山学院大学文学部教授(社会学専攻)
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