内容説明
冷戦が終結したからといって、戦争のない時代を人類は迎えることができたわけではない。必要なのは、政治的暴力にたいする新たな批判理論の構築である。近現代の政治的暴力の根源を問う。
目次
1 国家、社会、近現代史
2 伝統的国家―支配と軍事力
3 伝統的国家―官僚制、階級、イデオロギー
4 絶対主義国家と国民国家
5 資本主義、工業主義、社会変容
6 資本主義と国家―絶対主義から国民国家へ
7 管理的権力、国内の平定
8 階級、主権、シティズンシップ
9 資本主義の発達と戦争の工業化
10 地球規模の国家システムにおける国民国家
11 モダニティ、全体主義、批判理論
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