ちいさい・おおきい・よわい・つよい
「痛み」の医学 こども編

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  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880499246
  • NDC分類 599
  • Cコード C0077

内容説明

それは、身体の疾患?心の叫び?小児科+心理+脳科学からアプローチする痛い!の癒し方・やわらげ方。

目次

「痛み」の医学 こども編(おうちで確認できること、ケアのしかた(山田真(小児科/『ち・お』編集協力人))
こどもの話をちゃんと聞くためのヒント(内田良子(心理カウンセラー/『ち・お』編集協力人))
痛みってなんだ?(山口和彦(脳神経科学者))
長びく痛みとつきあうなかで見つけたこと(熊谷晋一郎(小児科医/『ち・お』編集協力人)))
Chio通信(こどもとつくってあそぼう!とりとちょうちょのかげえ;けんさくするまえにいしかわさんにきいてみよう 連載9 Qどうして、おばけはこわいんですか。あったことないのに。(いしかわのりひこ(児童精神神経科医/『ち・お』編集協力人))
こどもに語るちいさな昔話 夕立をふらせたおじいさん
子育てに、昔話があったなら 連載3 なまの声で、何回でもくり返して(小澤俊夫(口承文芸学者))
リレーエッセイ 小児科医・毛利子来がのこしたもの 第5回 ほか)

著者等紹介

内田良子[ウチダリョウコ]
心理カウンセラー/子ども相談室「モモの部屋」主宰/『ち・お』編集協力人

熊谷晋一郎[クマガヤシンイチロウ]
小児科医/東京大学先端科学技術研究センター准教授/『ち・お』編集協力人

山口和彦[ヤマグチカズヒコ]
脳神経科学者/元理化学研究所・脳神経科学研究センター研究員

山田真[ヤマダマコト]
小児科医/八王子中央診療所所長/『ち・お』編集協力人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いとう

3
証明できないし、検査もない「痛み」について、特に子どもを対象にして、心理士、脳科学者、小児科医、小児科医兼当事者の4名が論じる。 痛みには生命にかかわるものとそうでないものがあり、見極めが重要。子どもが訴える痛みを心因性や仮病と考えてはならない。痛みには聞き方があり、小児科医兼当事者もこれによって痛みを抱えられるようになった。 痛みには①侵害受容性②神経障害性③中枢機能性とがあり、脳生理学者のヴァーニャ・アプカリアンは③を『痛みの記憶』としている。また、破局化思考によって痛みは憎悪するとのこと。2023/06/27

あーぴん図書

0
こどもの「痛い」はほんとうに痛いんだね。 2021/03/18

けいちゃん

0
慢性疼痛に苦しむ母との生活で、痛みについて考えて続けてきた。著者の熊谷さんの当事者として、また医師としての言葉は腑に落ちた。言葉でうまく表せない母の代弁をしてもらったような気もした。痛みは社会モデルの考え方だけではなんともならない。自分の体がどうなるかの見通しが立てられない、痛みを説明できる十分な知識が得られない。そうなると、意思決定、決断が難しくなる。2019/08/15

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