おそい・はやい・ひくい・たかい
学校に行かない子との暮らし

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  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880496566
  • NDC分類 370
  • Cコード C0077

内容説明

子どもの事情と大人の焦りと不安。昼夜逆転、ゲーム三昧から基礎学力、進学まで。

目次

1 学校を休みはじめたときに(「今日、行きたくない…」→緊張は禁物。共感が優先。;休んで三日めまでに、先生ができること)
2 「休み」が長くなりそうな場合の心得(鼎談 いつまで「待つ」の?「将来」大丈夫?と思ったら―親は「先生」にならない;学校との連絡から夫婦関係まで お母さん・お父さんの「困った!」Q&A)
3 「行かない毎日」を子ども目線で見てみると(大人の不安を押しつけないで!元当事者が語る子どもの気持ち)
4 親が「焦り」を募らせたら(子どもは誰も「登校支援」を頼んでいない―親子とともに歩んだ四五年の経験から;問われているのは学校そのもの―教室と「居場所」から見えたこと)

著者等紹介

岡崎勝[オカザキマサル]
1952年愛知県名古屋市生まれ。小学校教員44年め。フリースクール「アーレの樹」理事。1998年より『お・は』編集人。きょうだい誌『ち・お』編集協力人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

luckyair

4
「最近、子どものキャパを超えた要求をしているとか、管理をしているという感覚が教員になくなっている」「本当に必要性があるか、自分でやってみたいと思うか。勉強に関しては、自分のモチベーションをうまく捉えることしかない」「学校がダメになってきていると思うことの一つは、子どもの失敗や間違いを、最終的に否定すること」「学校には親と一緒に考えようという姿勢がない。学校の関わり方で一番よくないのは、親の育て方のせいだとかいって教員が指導していくパターン」「成功例のような人の情報はあまり役に立たない」★★★☆2022/12/19

saiikitogohu

2
【来るとか来ないとかいう以前の問題として、どうやって子どもや保護者と連絡をとりあうか、つながっていくかを考える必要がある】31【勉強は急ぐ必要はないと思います…もっと上の年齢になってやった方が理解しやすいこともある】42【「まちがえる力』…高学歴でない人の方が、そもそもわからないという前提があるから間違えても平気で話ができて、それがけっこう会話になったりしている】53【学校に行かなくていいよ、と言っているお母さんの目が笑ってない】56【教員のプレッシャーで、家で教員のようになってしまう親御さん】612022/03/06

みやちゃん

2
読みやすい本でした。あまり苦しくならずに読めるところが良いと思います。2020/07/15

ボタン鍋

1
何か涙が出てくる2020/03/10

1
勉強したくて買って読んでみた。 なるほどなーと思ったりちょっとわたしとは考え方が違うなって思ったり。 でも、9割はわかるわかる、そうだよなーって思った。 不登校、難しいな。 それぞれなんでかこれないんだもんな。 まあ学校だけが全てじゃないけど。2019/12/13

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