出版社内容情報
どれくらい効いているの？現在の患者数から副作用まで。
特集
2-こどもVSおとなワイワイガヤガヤ
予防接種はどれを・どう受けますか？
----予防接種が変わった！----
絵／猫柳あけみ 文／毛利子来
7-予防接種チェック！
監修／母里啓子
ワクチンはどれくらい効いているの？
現在の患者数は？
どんな副反応・副作用があるの？ ほか
8／BCG 10／ポリオ 12／DPT（ジフテリア・破傷風・百日咳）16／日本脳炎 18／インフルエンザ 21／はしか（麻疹） 23／風疹・おたふくかぜ 26／水ぼうそう
15-接種会場は“戦場”です
文／浅倉久子
20-なぜインフルエンザ予防接種の接種率が下がったの？
文／本谷晴志
28-医者・研究者の意見がわかれる理由
文／山田 真
29-MMRはなぜ「中断」されたのか
文／斎藤貴男
33-今、予防接種より大切なこと
文／母里啓子
36-予防接種、わが家の場合・わたしの判断
文／鈴木美子 黒部信一 青野典子 山田 真 里見けいこ・宏
41-被害を受けたこどもの親として
文／藁科勝治
43-予防接種をめぐる裁判から
文／松田政登
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66-成人病はこどもから？
文／里見 宏
68-子育てライブ相談室
夜泣き
文／毛利子来
70-不登校のこども達
「これがこの子のため」
予防接種が変わった！
1995年から、予防接種が大きく変わります。
1994年に「予防接種法」が改正され、それにともなって実施体制も刷新されたからです。
なぜ、そんなことになったかというと、ほかでもありません、今の予防接種には、あまりにもデタラメが多すぎたからです。それは、あのＭＭＲの事件を見ただけでも、はっきりしていることでしょう。
しかも、あれは氷山の一角。これまでに、どれほどひどい予防接種があったか！ それは、去年の東京高等裁判所での判決で、国の責任が厳しく問われたことでも明らかです。
とにかく、それやこれやで、厚生省は、「見直し」せざるをえないところに追い詰められてしまったわけです。
でも、手放しに、期待することはできません。というのは、その委員会には、ＭＭＲを推進した責任者が入っていて、接種を受ける側の代表は入っていないのですから。
予想される変化として、強制は止める、集団接種もしない、全ての予防接種を個別で任意にする－－そんなことが考えられますが、どうも責任逃れ、それでいて、しっかり受けさせてしまおう、という魂胆が見えてなりません。
もう、だまされるのは、ごめんです。そ
