ちいさい・おおきい・よわい・つよい 〈number 33〉 特集:熱・かゆみ・おう吐…楽になる看病のしかた

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  • サイズ B5判/ページ数 94p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784880492339
  • NDC分類 599
  • Cコード C0077

出版社内容情報

かぜのときのすごし方、解熱剤を使わず楽になる方法、アトピーでかゆがるときや夜中にひどくなるせきへの対処法etc。子も親もしんどくならない看病の基本をおさえます。

今号のひとこと
特集
SPECIAL EDITION
熱・かゆみ・おう吐労回復BOOK(14)/66・たぬき先生のお部屋(9) ビジネスマンのための「子育てなんでも相談室」/67・子育て支援活用術(14)茨城県牛久市の場合/85・『ち・お』を読む会(13)/86・うちも家族(9)

「こどもがかぜをひいたとき、なにをしてやったら早くなおりますか。また、どんなことに気をつけたらこじれないですみますか」
 30年以上の医者稼業のあいだにこんな質問をどのくらい受けたことでしょうか。
「山田さんの本を読んで、こどもがかぜのとき、薬をなるべく使わないほうがいいことはわかった。でも、薬を使わないでほかにどんなことをすればいいのか書いてない。不親切だ」という批判もたくさん受けました。
 そのたびに、「べつになにもしなくていいんだよね。こどもは安静をとりたいときはサッサと自分で安静にするし、病気がたいしたことなければ遊びだす。好きなようにさせていれば、かぜくらい自然になおるんだ」などとブツブツいってきましたが、こんないい方はおおむね不評を買ったものです。今回は軽い病気のときの看護のしかたを少していねいにとりあげてみることにしました。これを読んでみなさんの気分が楽になればいいのですが。
(本誌編集委員/山田 真)