出版社内容情報
「自分の感覚を大切に」といわれても、どう育てていいのかわからない。日常の維持もままならない。だれか助けて~。叫びたくても叫べないときに。
今号のひとこと
特集
SPECIAL EDITION
どうする?
子育ての迷いや悩み
絵/山福アケミ 文/毛利子来
4-どんなことに迷い、悩むの?
文/読者モニター
構成/編集部
8-共働き、専業主婦、三世代同居、一人親、病気をもつ子の親、外国人、障害をもつ親いうこと
文/石川憲彦
56-マナ・ママの逆ギレエッセイ
お疲れ?(11)
家出
文/安住磨奈
58-幼い子のこころとくらし(11)
飼い猫との遊び方
文/内田良子
<<くらし>>
62-子育ての心配
そんなこといわれても(11)
もっと愛情をかけて
文/毛利子来
66-ちょっとあやしい保育のなかみ(11)
手づくりグッズ
文/青野典子
68-運動日誌
なんとかしなくちゃ(11)
水道水にフッ素が!!
文/富山洋子
70-ターミネーター里見のサイエンス・バトル(20)
どうなるんだ!?香辛料に放射線があたったら
文/里見 宏
74-イノチの天音・最終回
魂の泣き声
文/山口平明
明るく穏やかな朝
文/山口ヒロミ
<<みんなの声>>
78-みんなの手紙
87-それなら知ってる!Q&A
93-編集部よ
この特集には、担当の毛利子来の、執念がこもっていると覚悟しておいてください。
なにしろ、テーマが、小児科医を名乗って以来、ぼくの頭や胸に居座りつづけているもっとも重い問題だからです。
その41年間、どれだけ、子育てをめぐる迷いや悩みに迫られてきたことか。そのたびに、ぼくも迷い、悩まざるをえませんでした。
それらは、ほとんど、アポリア、つまり、解決不能の問題とさえ思われていました。
でも、小児科の医者をやっている以上、ごまかすことも許されません。まして親ならば、逃げきることはできないでしょう。
そこで、よし『ち・お』で、いっしょに考えてもらおうと企んだわけです。
ところが、この企画、やっぱり、すごく難航してしまった。「chioとohaの夏まつり2000」で初の公開編集会議にかけたのはよかったけれど、異論続出。結局、ご覧にいれるかたちにしましたが、永久の課題として、考えつづけてほしいと願っています。
(本誌編集委員/毛利子来)