内容説明
「今、休みを認めたら休みぐせがついて、将来不登校になりますよ。泣いても、わめいてもいいから連れて来てください」と言う幼稚園や保育園の先生が多く、親を不安にさせる。ほんとうにそうなのだろうか。その疑問に答えるために、本書は書かれた。「登園しぶり」をするときの、幼い子の心とからだの動揺を幼稚園と保育園に分けて書いてある。また、小学校以降の不登校の実態も書く。
目次
1 幼稚園に行きしぶるとき(早すぎる入園;「泣く」ということ ほか)
2 保育園に行きしぶるとき(親から離れられない子;保育園で声が出ない ほか)
3 不登校が心配なとき(学校に行かれなくなる理由;「いじめ」からのがれるために ほか)
4 将来を不安に思うとき(休んだ後の生活;子どもが求めていること ほか)
著者等紹介
内田良子[ウチダリョウコ]
1942年生まれ。心理カウンセラー。子ども相談室「モモの部屋」主宰。1973年より東京都内数ヶ所の保健所および保健福祉センターで、心理相談員として乳幼児の子育て相談にたずさわっている。1973年~2000年まで、佼成病院心理室勤務。NHKラジオの電話相談「子どもの心相談」アドバイザーとして活躍中。「モモの部屋」では登校拒否・不登校・ひきこもりなどのグループ相談会を開いている。全国各地にある登校拒否を考える会・市民の会・教職員の学習会・子育て支援の育児サークルで講演会や相談会を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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