ガラスの玉ねぎ―こどもの姿を写し出す1年白組教室通信

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ガラスの玉ねぎ―こどもの姿を写し出す1年白組教室通信

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  • サイズ B5判/ページ数 230p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784880491226
  • NDC分類 374.12
  • Cコード C0037

出版社内容情報

●1年生の春夏秋冬が岡崎学級の通信全47号を通してわかる
勉強のこと、給食のこと、席替えに遠足……。
一年生にとってはどれも初めて。
楽しい気持ちと不安な気持ち、泣いたり、笑ったり、怒ったり。
見守るお母さんも子ども以上にドキドキ、ハラハラ……。
『ガラスの玉ねぎ』はそんな新1年生のお母さんに贈る学校生活のバイブルです。
著者の岡崎勝さんは、ごくふつうの公立小学校の先生です。その岡崎先生が受けもった1年白組の保護者にあてた教室通信がこの本の軸になっています。

はじめに 3
索引 5

ドキドキハラハラ1学期
1学期のひとことポイント 8
第1号~第17号 9

チャレンジと覚悟の2学期
2学期のひとことポイント 82
第18号~第33号 83

スタイルをつくる3学期
3学期のひとことポイント 150
第34号~第47号 151

匠の技師
岡崎勝流教室通信
10のコツ 11のツボ 215

教室通信を彩る
ポイントカット集 223

あとがき 229

『ガラスの玉ねぎ』に登場する子どもたちは、「宇宙人」でもないし、マスメディアで騒がれている「子どもたち」でもない。ごく「フツー」の子どもたち。ボクが担任した、1年白組は、特別な子どもたちがあつまったわけではない。どこにでもある、やんちゃな、街の子どもたちなのだ。
 入学したばかりの新1年生は、ひとつの「世界」を背負っているように見える。学校という未知の世界が、そこにある。入学したとたんに、子どもたちの見る世界、触れる世界、聞く世界、そのすべてが、突然四方八方に広がっていく。まあ、大人なら、ショックでしばらく寝込むような事態なのだ。
 ところが、子どもたちは、その世界を背負いながら、思いっきり飛び跳ねる。着地を考えずに跳び、どこの港へ行くのかも知らずに船に乗り込む。好奇心と恐れがないまぜになり、学校世界への航海が始まる。
かれらが、28人集まって、ボクがもぐり込み、ブレンドされると、とたんに教室はワンダーランド。子どもたちのタンポポ色の笑顔や、照りつける太陽のような熱気、淡いパステルカラーのやさしさ、そして、厳しく吹きあれる感情のぶつかり合いが、流れるように次から次へと、教室に現れ出る。
 それらを、ボ

目次

ドキドキハラハラ1学期 1学期のひとことポイント―第1号~第17号
チャレンジと覚悟の2学期 2学期のひとことポイント―第18号~第33号
スタイルをつくる3学期 3学期のひとことポイント―第34号~第47号
匠の技師 岡崎勝流教室通信―10のコツ11のツボ
教室通信を彩る ポイントカット集

著者等紹介

岡崎勝[オカザキマサル]
1952年、名古屋市生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。