原発になお地域の未来を託せるか―福島原発事故 利益誘導システムの破綻と地域再生への道

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原発になお地域の未来を託せるか―福島原発事故 利益誘導システムの破綻と地域再生への道

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880375700
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

深刻な事態が進行する福島原発事故。なぜ、地域は原発を引き受けてきたのか。そして、地域は原発から抜け出せるか。長年、福島の地で“社会科学”“地方自治”の視点から原発問題を研究・発言してきた著者待望の書き下ろし。

目次

第1章 原発震災は何をもたらしたか(原子力災害とはどういうものか;福島原発で何が起こったのか ほか)
第2章 社会問題としての原子力発電(迷惑施設の立地問題と「環境負荷の転移」;原子力施設の立地 ほか)
第3章 原子力発電の財政学(電源三法システムの成立;電源立地促進システムの展開 ほか)
第4章 原子力発電と地域の将来(原子力で地域は発展するか;「豊かさ」の中身 ほか)
第5章 復興に向けた道筋(双葉地方はどうなるのか;原発災害と地方自治の問題 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nさん

2
2011年刊行。「迷惑施設」としての原発を、進んで誘致する動きがある。本書は財政学の視点からそこにどの様なメカニズムがあるのかを分析する。国は産業基盤の弱い地域に、原発誘致の見返りとしての莫大な利益を与える訳だが。原発のある地域は豊かになったのだろうか?潤ったのは地域外の土建業者(大企業)のみ。僅かな原発関連雇用と、地域の二次三次受け土建業が一時的に利益を得たくらい。人がいないのに不気味に綺麗な道路や公共施設がそびえ立ち、莫大な歳入がそれらの維持に回され、双葉町などは財政が硬直していたという。(→続く)2022/02/01

ぴろし

0
読み終わったので、TLOへ。2015/01/04

KurotorA

0
原発の仕組み、核燃料のリサイクルの考え方とその破綻。電源三法の解説。わかりやすかった。しかし地域の未来をどう構築していくかは、全国すべての自治体の課題でしょう。福島はさらにマイナスからの出発になるという厳しいハンディを負っている。簡単な解決法はないが、地域主義というか地域からの発想がまずありきです。国に依存する体質からの脱却がまず必要なんだと思う。そのような選択肢で選挙を含め異議申し立てをしていくべきだし、個々人が考えていかなければと。。。。2012/03/08

psi_x

0
電源三法について。こんな法律意味ないだろって思った。原発になんて未来は託せない。また原発を誘致せざるを得ないほどの貧困が日本の中にはあるという現実も受け止めなくてはならない。日本って一体2011/07/19

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