平成の自治体再編と住民自治―希望としての地方自治・再論

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平成の自治体再編と住民自治―希望としての地方自治・再論

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880375045
  • NDC分類 318
  • Cコード C0031

内容説明

本書は小泉・安倍政権の構造「改革」路線がもたらした現実を見つめ、地域で多くの住民の方々との交流・討論に取り組むなかで、折々に書いたり、語ったりしてきたものを、まとめたものである。市町村合併問題のほか道州制問題の解明、住民や自治行政の奮闘の紹介、地方自治の憲法上の意味、歴史などを通して、現代社会を切り開くキーワードとしての、「希望としての地方自治」を強調している。

目次

序章 国民が主権者であることを改めて示した〇七年参議院選挙
第2章 小泉政権と選挙
第3章 地方自治の現場から
第4章 地方自治あれこれ
第5章 このままでいいのか市町村合併!―いま問われる地方自治・住民自治
第6章 義務教育費の国庫負担問題を考える
第7章 これからの地方自治と道州制問題
補論 新自由主義的地域的受益者負担主義に立脚した「地方制度」
終章 久山町と九州大学が連携した住民全員の健康管理政策(久山方式)の取り組み

著者等紹介

宮下和裕[ミヤシタカズヒロ]
1947年、三井三池の炭住(熊本県荒尾市万田社宅)で出生、福岡県大牟田市で育つ。手鎌小・白川小・白光中を経て県立大牟田北高校を卒業。72年九州大学法学部(政治専攻)卒業。現在、社団法人福岡県自治体問題研究所事務局長理事(主任研究員兼務)、自治体問題研究所(在東京)理事。この間、国・公・私立大で非常勤講師(地方自治論、地域文化論、地方政治論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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