ごみ有料制の現状と政策争点―再論「ごみ、ちょっとまって有料化」

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880239248
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C3036

内容説明

有料制はごみ問題を解決し、緩和する政策的選択肢として有効かどうか、改めて検討・検証する必要がある。住民等が有料制の導入に異議を申し立ててきた理由は何か。90年代末以降のごみ問題をめぐる新たな状況を踏まえ、総合的に検討・検証する必要がある。有料制導入の攻撃にさらされ、意思決定や態度決定に苦悩する住民や地方議員、あるいは市町村の清掃現場で働く職員に判断材料や論点を提示するため、有料制の問題点を洗い出したのが本書である。

目次

有料制の問題点を再検討する―再論『ごみ、ちょっとまって有料化』
ごみ行政の課題を整理する―「経済の世紀」から「環境の世紀」へ
何がごみ問題か―何が解決すべき課題か
ごみ問題を解決する―期待される政策課題
「90年以前の有料制」と「90年代の有料制」―導入の経緯と導入の実態を分析する
「環境の世紀」の有料制導入の実態
有料制導入の目的と効果について
有料制の多様な方式
有料制の導入と行財政的な負担とリスク
有料制の減量化効果をどう確認するか
有料制「減量化効果論」は検証できるのか
参考資料 有料制の導入問題にどう向き合うか

著者等紹介

田口正己[タグチマサミ]
1938年秋田県生まれ。1964年立正大学大学院修士課程修了(社会学専攻)。立正大学社会福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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