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内容説明
まだまだ医師の優越性が支配する医療現場。しかしそこに、患者の言葉を聴き、患者を受け入れ、患者の思いをスタッフに伝えるカウンセラーが存在したとき、何が変わるのか?本書はその実験的な試みを実践中の東大医科研病院からの最初のリポートである。
目次
第1部 理論編(ガンという言葉の意味;サイコオンコロジーで用いられる方法論;ガン患者の種々の要求)
第2部 実践編(スタッフへの不信感が信頼へと変わったケース;骨髄移植を機に訴えが多くなったケース;不安感が強く、混乱を示したケース;依頼心が高く、自信に欠け、しばしば混乱を示したケース;本人より家族へのケアを望んだケース ほか)