出版社内容情報
《内容》 本書の初版が刊行されてから10年の歳月が流れ、この間、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、さらに悪化の傾向にある。もう家庭だけでは子どもは育たない状況にきている。
本書は、この際、子育て環境から子どもや家庭を守る育児支援の立場から、必要な知識と技能を加えて、改訂第三版として刊行したものである。
小児科診療における育児相談の重要性がますます増大しているなかで、21世紀の育児相談に本書は好個の一冊である。
《目次》
これからの育児相談
育児相談における面接法
フレネイタルビジット(出生前小児保健指導)
育児相談の回数とやり方
身体計測
発達の評価
小児科的診察法
親子関係,教育環境の評価
栄養指導
予防接種
健康増進とふれあいの増強
乳児の身体所見と対応の仕方
母親の訴えと対応の仕方
社会生活が送れる子どもに育てるために
育児相談のトピック