出版社内容情報
《内容》 徒手医学は欧米において医師や痛みの医療に専念する医療従事者によって支持され臨床に応用されてきましたが、触診的、経験的な徒手医学・医療を科学的に理論付けようとまとめられたものです。「痛みの診察法」につづいて、今回は「痛みの治療法」です。(オールカラー印刷 《目次》 1.徒手療法:その概念と作用機序2.治療効果が見込まれ危険性の少ない治療方法の選択3.徒手療法の適応と禁忌:治療により危険を高める疾患4.背部痛の治療における徒手療法の有効性5.徒手療法の合併症6.徒手療法:治療手技7.徒手医学における医療の質の確保、危険性の説明および記録8.ドイツにおける徒手医学と徒手治療法の診療状況9.ドイツの医師の卒後研修における徒手医学10.スイスにおける徒手医学
内容説明
本書は2年前に翻訳した最新徒手医学(痛みの診察法)の治療編である。編著者であるJi〓r´i Dvo〓r´akとV´aclav Dvo〓r´ak両博士らは脊椎ならびに四肢関節の生体力学に由来する機能的障害という一連の症候が特別な原因疾患のない非特異的な疼痛と関連性が深いことを明らかにした。さらに、彼らはこの非特異的な疼痛と器質的疾患による痛みとを鑑別して科学的に理論付けをした徒手医学の治療体系を確立した。本書は、それらをまとめたものである。
目次
1 徒手療法:その概念と作用機序
2 治療効果が見込まれ危険性の少ない治療方法の選択
3 徒手療法の適応と禁忌
4 背部痛の治療における徒手療法の有効性
5 徒手療法の合併症
6 徒手療法:治療手技
7 徒手医学における医療の質の確保、危険性の説明および記録
8 ドイツにおける徒手医学と徒手治療法の診療状況
9 ドイツの医師の卒後研修における徒手医学
10 スイスにおける徒手医学