脳が言葉を取り戻すとき―失語症のカルテから

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脳が言葉を取り戻すとき―失語症のカルテから

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880021805
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C3047

内容説明

私たちは失語症者の心やその後の長い人生に、どう向き合ったらよいのだろうか。言葉を失ったとき、人はどのような状態に追い込まれるのであろうか。脳と言葉、脳と心の計り知れない深い問題を知っていただきたいと願い、復刻版として本書を再度世に送ることとした。とりわけ言語聴覚士には、失語症を学ぶ最初の段階で、この問題に向き合っていただきたいと願っている。また失語症者のご家族をはじめ多くの人々に、人にとって言葉が持つ意味合いや、障害を得ても脳が再び回復して行く様を知っていただくことは、意義深いものと確信している。

目次

第1部 脳が言葉を失うとき(脳が失うもの;失語症を捉えなおす;脳は言葉を取り戻せるのか)
第2部 脳が言葉を取り戻すとき~ある失語症者の長い旅路(脳は言葉をどのように取り戻すのか;病院から外の世界へ;社会復帰に向けて)
第3部 失語症者と共に生きる(失語症者と社会の関わり)

著者等紹介

佐野洋子[サノヨウコ]
1944年生まれ。1966年東京大学医学部保健学科卒業。言語聴覚士として、伊豆韮山温泉病院を経て、現在、江戸川病院リハビリテーション科顧問。専門は、失語症を中心とする高次大脳機能障害の臨床と研究

加藤正弘[カトウマサヒロ]
1935年生まれ。1960年慶應義塾大学医学部卒業。1965年アメリカのウェイク・フォレスト大学留学。伊豆韮山温泉病院、慶應義塾大学を経て、1986年に社会福祉法人仁生社理事長、江戸川病院院長に就任。現名誉院長。日本高次脳機能障害学会元理事長。専門は、神経内科とリハビリテーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかるころも

0
初版が1998年ということで少し古い内容も見受けられるが、失語症の病態や回復の過程などが詳細に記述されておりとても面白かった。失語症を通じて、言語やコミュニケーションの複雑さにも触れることができる。2022/02/05

さのじ

0
友人が脳梗塞を発症し、失語症になってしまったため、理解を深めるために読んだ。文字中心で、図解等あるがやや難しく、知識がないので読み進めるのに少し苦労した。実際の患者さんの例があるので、こういった部分は読みやすかった。脳梗塞の後遺症は失語症に限らず十人十色とネットで知った。なので、本にあること全てが当てはまるわけではないが、友人に近い部分を拾って知識を補完できたと思う。2020/10/05

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