出版社内容情報
《内容》 今日、わが国では、自殺者数は交通事故死の3倍以上にもあたり、また未遂者はその10倍にもなり社会的な問題となっている。自死者・未遂者と深い関係にあり、影響を受ける人々は百数十万人にもなる。その人々には死別反応を呈したり、精神科的治療を必要とする重症例も多くある。
本書は、自殺後に遺された人々のこころのケアについて、解説した。
精神科医はもちろん、平易なわかりやすい解説であり、多くの方々に一読をお勧めする好著である。
《目次》
第1章 自殺、そして遺された人々
第2章 個人に対する働きかけ
第3章 グループに対する働きかけ
第4章 自助グループ
第5章 自殺の危険をどのように捉えるのか
推薦図書
目次
第1章 自殺、そして遺された人々
第2章 個人に対する働きかけ
第3章 グループに対する働きかけ
第4章 自助グループ
第5章 自殺の危険をどのように捉えるのか
著者等紹介
高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1953年、東京生まれ。金沢大学医学部卒。精神科医。医学博士。東京医科歯科大学(研修医、医員)、山梨医科大学(助手、講師)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(フルブライト研究員)、東京都精神医学総合研究所(副参事研究員)を経て、2002年より防衛医科大学校・防衛医学研究センター・行動科学研究部門・教授
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