河合ブックレット<br> ファッションという装置

河合ブックレット
ファッションという装置

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  • サイズ A5判/ページ数 94p
  • 商品コード 9784879999306
  • Cコード C1330

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイスイ

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「苦痛とも歓びとも決定しがたい一種の痙攣状態に私たちが魅せられように吸い込まれていくのは、おそらく、〈私〉の存在そのものが別の秩序への移行ないしは返還としてしか可能でないからだろう。(P78)」鷲田さんの文章はたまにかなりカッコイイ文章があるから困る(困らない)。2017/06/30

オオモトノリコ

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ファッションとは!「心許なく不確かな私と世間を繋いでるモノ。他人にとってはワタクシそのものくらいの勢いなんだけど、ワタクシの演出や表現の道具ではない。そもそも確固たるワタクシなんてのが、ない。最初に外見があって、中身がそれに伴ってなんとなくワタクシとなる。のだから外見大切」ってかんじだったかなー。2回読んだけど難しくてすぐ睡魔が。。仏教的思考は好き。結論:若者よ、自分探しは止めなはれ!2012/07/10

朝野まど

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先ほどの優等生本とはうって変わって、こちらはスリル溢れる問題児。哲学者の思想と、ファッションを優美に練り上げながら鷲田さんの世界を展開しする。目を通していくと、ぞく、ぞくという肌の震えと、焦りが沸いてくる。ファッションを学ぶ上で、やはりこいつは倒すべき敵、中ラスボスだと認識させられた一冊。愉快で不愉快な不真面目さをまじまじと堪能させてくれるこの本こそがモードであり、ファッションだ。2012/03/24

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