内容説明
遊びやゲームを取り入れた読書教育の方法である「アニマシオン」と、同じ本をグループで読んで、読んだことについて質問に答えさせたり話し合ったりさせる読書教育の方法である「ブッククラブ」。どんな子どもでも本好きになる読書教育の方法を、詳しく具体例を挙げて紹介する。
目次
PISA型読解力と子どもたちの問題(新しい読解力の育て方;PISA型読解力が低いと、実生活でどんなことが困るか? ほか)
子どもの段階に応じた読解力の育成(読むことが苦手な子どもを本好きにする方法;教科書などは苦労なく読める子どもにもっと深い読解力を育てる方法 ほか)
ブッククラブの実践(ブッククラブで言語力を育てよう;選書のしかたと本の入手のしかた)
教師と学校図書館がするべきこと(読解力を育てるために教師は何をしたらよいか?;スペインとアメリカではどうやって読解力を育てているか? ほか)
著者等紹介
有元秀文[アリモトヒデフミ]
昭和46年4月東京都立新宿高等学校国語科教諭。昭和61年4月文化庁文化部国語課国語調査官。平成3年10月国立教育研究所教科教育研究部主任研究官。平成13年1月~国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部総括研究官。平成13年4月~19年3月国際基督教大学語学科非常勤講師。平成16年4月~18年9月東京大学教育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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