目次
第1部 だから嫌われるフェミニズム(保守派の言説;フェミニズム・バッシング;なんで嫌われるフェミニズム ほか)
第2部 企業社会の男たち(自分が変わらずに他人が変えられるか;セクハラ研修会の実態は;変化してきた企業内研修 ほか)
第3部 対談「してはいけないジェンダーフリー?フェミニズムバッシングをこえて」(もうもとには戻らない;少子化は誰のせい?;高くつくセクハラ ほか)
資料編
著者等紹介
上野千鶴子[ウエノチズコ]
東京大学大学院人文社会学研究科教授。平安女学院短期大学助教授、京都精華大学教授を経て現職。日本女性学研究会会員として、関西を中心に女性学を推進してきたパイオニアの一人
辛淑玉[シンスゴ]
(株)香科舎代表。人材育成技術研究所所長。1985年人材育成会社(株)香科舎設立。アファーマティブ・アクションを研究テーマとし、企業とエイズに関する研修プログラム開発。組織における人材の能力育成プログラム開発、育成環境開発を行う。大学ビジネススクールで公開講座担当
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感想・レビュー
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もくたつ(目標達成)
3
上野千鶴子の時代から女性に対する日本社会の対応は変わりつつあったのか。ここ数年で女性に対する社会の扱いが変わりつつあると思う。me too運動もその一つ。上野千鶴子が東大の入学式祝辞を読むということも、一つの時代の象徴なのだろう。2019/05/11
そーすけ
2
213*ジェンダーフリ-・バッシングの頃の本。フェミニズムに対するバッシングは、このころよりも確実に悪化しているのでは。ただ、辛さんが話しているような企業風土という点では、良い方に変わってきている面もあるかと思う。2022/08/21
pom
1
辛さんの話インパクトがありすぎ。コリアン差別に無頓着だった自分に気がつく。10年前の本だけど上野千鶴子は経済的な予測を外していてちょっとニヤリ。司会とのやり取りでやはり結婚してるフェミニストは好きではないご様子2014/09/06
とも
0
20年前の本だけど 今もまだまだ日本は遅れてるなぁと思った