内容説明
人事・労務・厚生・産業保健スタッフが身につけておくべき法律知識を網羅。実際の判例を多数取り上げ、同様の事例への対処法が素早くわかる解説。日常業務で押さえておかなければならないことが体系的に理解できる。過去の主な判例一覧、個人情報保護法の概要、相談窓口等掲載。
目次
第１章 これだけは知っておきたい法律Ｑ＆Ａ
第２章 健康診断と健康配慮義務（健康診断の実例と健康配慮義務の関係（健康診断の目的と医療水準）―東京海上火災保険・海上ビル診療所事件
健康診断の受診命令（業務命令）と懲戒処分の可否―電電公社帯広局事件 ほか）
第３章 うつ病、自殺、過労死とメンタルヘルス（過労自殺と事業主の責任―電通事件；退職後の過労自殺と事業主の責任―東加古川幼児園事件 ほか）
第４章 復職判定（復職判定と判断基準―東海旅客鉄道（退職）事件
復職判定と受診命令の可否―大建工業事件 ほか）
第５章 個人情報の保護（健康情報の取得―Ｂ金融公庫（Ｂ型肝炎ウイルス感染検査）事件
健康情報の本人への開示―Ｔ工業（ＨＩＶ解雇）事件 ほか）
巻末資料
