生活者の日本統治時代―なぜ「よき関係」のあったことを語らないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879195739
  • NDC分類 221.06
  • Cコード C0036

内容説明

日韓15人の日常世界から見えてくるもの。日本統治時代の朝鮮半島で、朝鮮人と日本人との間にどんな生活模様が展開されていたのか。その追求から、これまでの政治的な議論ではけっして見えてこなかった「もう一つの植民地問題」を大きくクローズアップする。

目次

第1章 植民地朝鮮の虚像と実像(私の受けた戦後韓国の教育;親世代の話とのギャップ ほか)
第2章 聞き書き―日本人の体験から(日本人体験者について;誇り高き京城中学の朝鮮人級友たち・阿部元俊 ほか)
第3章 聞き書き―韓国人の体験から(韓国人体験者について;殖産銀行の我が黄金時代と恩師への敬愛・朴承復 ほか)
第4章 朝鮮殖産銀行の日本人と朝鮮人(有賀光豊という人物;可能な限りの公平政策と戦後韓国を支えた朝鮮人超エリートたち ほか)
第5章 「和解できないわけ」はどこにあるのか(聞き書きから感じたこと;文化・習慣の違いから生まれる誤解 ほか)

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