内容説明
フェミニズム・精神分析学・性役割理論・社会生物学など多岐にわたるジェンダー論の総括であると同時に、男女の不平等解消へむけて連帯の構築可能性をさぐる意欲的試み。
目次
第1章 はじめに―事例にひそむ事実
第1部 ジェンダーの理論化(ジェンダー理論の起源;理論枠組の現在;身体と日常社会行動)
第2部 ジェンダー関係の構造(主要構造―労働・権力・カセクシス;ジェンダー体制とジェンダー秩序;歴史的可変性)
第3部 女らしさ・男らしさ(性別的性格;日常にひそむ秘密―ジェンダー形成と精神分析学;日常行動としてのパーソナリティ)
第4部 性の政治学(性別イデオロギー;日常政治行動;現在そして未来)