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武道空手への招待

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784879190314
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C3075

内容説明

開祖の説かれたことを正しく伝えること、83歳の今日に至るまでの長年の経験に裏打ちされた武道観、柳生新陰流の兵法家伝書をはじめとする武道奥義書の解説などが、平易かつ達意な文章でつづられている。

目次

プロローグ 武道空手の効用と楽しみ
第1部 武道空手の流儀(成り立ちと発展―どんな歴史があるのか;糸東流とはどんな流派か―創始者摩文仁賢和の教え;どうすれば上達するのか―人間業の限界を破る;現代武道を批判する―何が発展で何が退化か)
第2部 戦う武道と武道の精神(武道とは何か―その本質を探る;勝負とはどんなことか―命のやり取りの世界;動く禅としての空手―心技体の一致)

著者等紹介

摩文仁賢栄[マブニケンエイ]
1918年、糸東流空手道流祖・摩文仁賢和の長男として沖縄県首里市に生まれる。幼少より常に父の側にあって修行に励み、1952年、糸東流二代目を継ぐ。1969年、全日本空手道連盟設立とともに中央資格審議員、世界空手道連盟審査員をつとめる。1984年、日本武道協議会より武道功労賞受賞。1993年、世界糸東流空手連盟を設立、総裁に就任。現在も精力的に世界各国を訪問し、糸東流の普及に邁進する。その技は、父・賢和を超えたとも言われる

横山雅彦[ヨコヤママサヒコ]
1964年、兵庫県生まれ。1995年、東京外国語大学大学院地域文化研究科修士課程修了。研究テーマは「開かれた世界秩序における国の個性」。とくに、武道の身体性・思想性を通じて見た日本の近代化問題に深い関心を寄せている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハパナ

8
糸東流空手道の開祖、摩文仁賢和先生のご子息であり第二代宗家である摩文仁賢榮先生が書かれた本です。武道としての目的や手法と、広く普及されるためのルールや趣向との乖離に悩みながらも、スポーツとしてそれはそれで再編すればよいのではないか。そういう思い切りに宗家の方が達した所が驚きです。歴史や変遷とこれからの展望、他流派との関係や手法の意義や剣術や柔術との関係性など、多岐に渡る内容がとても興味深い。首里手、那覇手での掛け手の違いや、形の名称にある数字が108を基にした約数という事。しかし、十六は作成年号なんや。2017/07/11

はれやか

3
糸東流2代目宗家賢榮先生の著書。生涯現役を目標に空手道を楽しみたいです。押忍2020/12/30

Eric

2
ドイツに住んでいるのですが、空手を今年2020年9月よりはじめました。11月、12月、(もしかしたら1月も?)ロックダウンの為、練習はお休み。そんな中、空手の先生が貸してくれた本です。初心者には理解できないことが沢山載っているものの、空手を事を色んな角度から学べ、とても勉強になる一冊。また、少し上達した時に読み返したいと思い、古本で自分用に購入しました。早く練習再開できるようになるといいなぁ。(空手家って文章書くの上手いなぁと思って読んでいたら、横山雅彦先生という空手に通じる方が筆を執っていた。)2020/12/02

ギントン

2
良書です。空手を学ぶ人は一読されたし。2015/01/12

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