日本の名随筆 〈29〉 恋

日本の名随筆 〈29〉 恋

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784878939297
  • NDC分類 914.68
  • Cコード C0395

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなた

12
テーマは「恋」。谷川俊太郎編集。恋愛とは、信・不信のゲームである。恋愛とは言語ゲームが成立すると同時に、つねに・すでに不発に終わるところにそのダイナミクスがある。だから、恋愛はリスクを背負う。しかし、そのとき、はじめて「にもかかわらず」あなたを恋し、愛するのだという恋愛の「不屈不撓」という賭け金があらわれる。2009/08/28

ぞしま

7
谷川俊太郎 編。豪華な顔ぶれの随筆集。富岡多恵子、金子光晴、山之口貘、加藤登紀子の文章が印象に残った。2017/03/25

行加

4
…「恋」は私にはやっぱり縁遠いものでしたwww でも、高橋睦朗さんの、様々な「こひ」は面白かったですv2014/10/04

iamaymg

1
特に印象に残ったのは「自覚」、「アイスル・アイシナイ」、「恋をして、私は一層お化粧に精出した」、「ああ、恋文」、「愛されるということ」、「チャンス」、そして谷川俊太郎のあとがき。人が恋について・ひいては愛することについて考え話すときのおもしろさったらない! 愛することは、相手の孤独を分かち合おうとする試みであると同時にわたしの孤独をも意識することであり、どこどこまでも自分が世界でいちばん大事であったことを覚えていることから始まる、というよな内容が「自覚」と「アイスル〜」に共通して出てくる。せやな〜あ2018/01/05

0
けれども恋人でも友だちでも、そのひとがそこにいるのが不思議な感じがして、ふいにいなくなるのではないかと不安になり、(中略)するといつも相手に別れのあいさつを心の中で用意し、覚悟をきめていなくてはならない。逆にいえばこういう用意と覚悟をきめたら、不安などはもうなくなってしまう。「アイスル・アイシナイ」2023/10/14

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