日本の名随筆 〈19〉 秋

日本の名随筆 〈19〉 秋

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784878939198
  • NDC分類 914.68
  • Cコード C0395

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

105
秋が来るたびに読み返している随筆集。こういう本を読むと日本人で良かったと思うし、日本語の美しさをしみじみと感じる。夏から秋への時間の移り変わりが、これほど豊かな感情を人々の胸の中に呼び起こすとは驚きだ。冒頭に収録された歌人窪田空穂の「秋の第一日」は、夏から秋に季節が移るひとときを、繊細な筆で捉えており、これを読むと、秋が来たという実感に浸ることができる。永井龍男の「お山洗い」も好きで、「お山洗」という趣のある言葉を教えてくれる。三島由紀夫の「龍灯祭」は短いながら、この作家の本質が表現された随筆。2016/09/18

きゆやすか

2
久しぶりに読んだこの選集。年をとった分だけ活字がつらい~。安岡章太郎の『夏休みの宿題』を読むために通読しましたが、他にも良かったなと思う作多数。2014/10/29

新地学@児童書病発動中

1
秋をテーマにした随筆のアンソロジー。気候が変動して、ここで描かれている秋の自然が味わえなくなってきたことに驚く。2011/09/11

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