日本における権利のかたち - 権利意識の歴史と発展

日本における権利のかたち - 権利意識の歴史と発展

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784877981723
  • NDC分類 321.3
  • Cコード C3032

出版社内容情報

エイズ裁判など医療と法にかかわる紛争を調査・研究してきた著者が、日本における権利のあり方について新しい事実を発見した。本書は、従来の定説を破る画期的な研究である。

1.日本の法と社会の権利を再考する
 
2.歴史に見る日本の権利
  「権利」のルーツ
  「権利」以前の権利
  徳川時代の権利と抗議行動と叛乱
  自由民権運動
  国家権力と権利の統制
  
3.現代日本の患者と権利と抗議行動
  「新しい権利」の運動と旧来の社会抗議
  「新しい権利」を研究する
  「新しい権利」としての患者の権利
  現代日本の法と権利と政策

4.エイズ政策と権利の政治
  エイズと公衆衛生と個人権
  免疫学的概略
  血友病患者とゲイ
  エイズ予防法の提案と論議と制定
  エイズとアクティヴィズムと和解
  入国管理

5.権利の主張、死の法制化
  権利と脳死と臓器移植
  死と文化と臓器
  死を定義する科学的、法的、医学的、政治的な試み
  パワー・オリティクスとボディー・ポリティクス-脳死臨調
  死をめぐる戦いの不確かな真相

6.訴訟と裁判所ー権利の主張
  権利と裁判所
  エイズ-危機と補償と裁判所
  脳死と臓器移植-告発と裁量権
  
7.社会学的に見た日本の権利
  権利と近代化と日本の法システム

日本研究で、権利の重要性を再考すべき時がきた!!
エイズ訴訟、脳死と臓器移植論争などを通して論証。徹底したフィールドワークから生まれた研究成果。

日本人の権利意識に関するあたらしい視点を提供