出版社内容情報
朝日、共同、中日、日本テレビや英、米、中国などの記者たちに、アフガンにきたわけを追いかけた。石川文洋、ジョー・ギャロウェイ(「ワンス&フォーエバー」原作者)にも聞く。
プロローグ
1 カブールへ急げ
テロ事件/パキスタンからトルコ経由/タジキスタンでの騒動/いよいよカブール/複眼を持つ米国人ジャーナリスト/誤爆はほとんどなかった?
2 ジャーナリストたちの心
刀川さんの悩み/「僕はジャーナリスト以前」/外側の世界に行きたい/ジャーナリストは火事場泥棒
3 カンダハル狙い
カブールに入れない女性ジャーナリスト/カンダハル陥落/国境/いざカンダハルへ
4 なぜベトナムに
銃を手にしたジャーナリスト──ジョー・ギャロウェイさん/私は銃を持つか、持たないか/銃を持たなかったカメラマン──石川文洋さん/なぜ記者は戦場へ──日本のジャーナリズムが失ったもの
5 映画顛末記
映画が上映されるまで/報道する側の罪の意識/だれがニーズを作るのか/撮らない勇気/会社と他メディアの反応/観客からの反響
6 なぜ私は戦場に行くのか
エピローグ
戦場で、何を撮り、何を書き、どうやって生き残るのか