内容説明
「親子のふれあいにお金はいらない」「彼女が成し遂げたこと」「いちばん大事なゲーム」「おねがいだからここにいさせて」…愛しくて、せつなくて、限りなくやさしい。名手ボブ・グリーンが活写した、人生の光と影。“気づき”と“感動”のベストコラム集。
目次
親子のふれあいにお金はいらない
彼女が成し遂げたこと
ハロウィーンの夜の父と子
父からもうすぐ逝ってしまう君へ
忘れられないワールドシリーズ
いちばん大事なゲーム
ロニー・マイ・ラブ
やろうと思えばなんでもできる
はじめてスタジアムに入った夜
大リーグにヒーローはいなかったけれど〔ほか〕
著者等紹介
グリーン,ボブ[グリーン,ボブ][Greene,Bob]
1947年米国、オハイオ州ベクスレイ生まれ。米国を代表する名コラムニストとして、30年以上サンタイムズ紙やシカゴ・トリビューン紙などでコラムを執筆。また、ライフ誌やエスクァイア誌でもそのコラムは人気を博した。1977年には最優秀コラムニストとしてThe National Headliner’s Awardを米国のジャーナリスト達から受賞。1990年代にはシカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダンを取材、思いもよらぬほど親しくなり、2冊の著書はベストセラーになった
桜内篤子[サクラウチアツコ]
カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yarake isuke
4
BF。アメリカのコラムニストの記事をまとめたもの。古き良きアメリカを懐かしむ内容が散見されるが、心温まる日常の一コマやドラマを描いている。一つひとつが短い文章でサクサクと読める。タイトルの邦訳がいまいち。マイケル・ジョーダンとリロイ・スミス。2023/12/27
にのこ
3
久しぶりにボブグリーンを読んだ。一度原文で読んでみたいもんだ。表紙と挿絵が素敵。 よくあるような泣けるよ系に訴えなくても十分素敵なのに。なんだかなあ2011/03/07
wealth
2
割と昔気質な著者なんだな、と思いました。いかにもなわかりやすい正義が好きな、まさにアメリカ人という感じ。でもその書き方がうまいんだよねー。狙いが王道過ぎて「そのポライトな社会の反動で今のメリケンができたんだろう」とか突っ込む点もありましたが、さくさく読めました。養子に出される子の話は同情した。「お願いだからここにいさせて」……なんて重い。2017/06/01
rtc
2
ボブ・グリーンの著書を写経するのがコラムを書く練習になると岡田斗司夫のメルマガにあったので。なるほど、と、思った。棘のない、ちょっといい話集。優しい気持ち。お涙頂戴が鼻についたけどね。他のは違うかもしれない。2015/07/13
草衣
2
「人生の真実が込められている話は朝刊には載らないし夜のテレビニュースには取り上げられない」本当だよなと思うこのごろ。2014/10/26