絵入り人生読本―笠智衆のように枯れたい

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  • サイズ B40判/ページ数 143p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784877585082
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0036

内容説明

まともに老いたい。そして綺麗に消えたい。

目次

第1章 いじわる三人組の老人談義(齢取ったら枯れるべき?;自己主張する必要もなく、しっかりと居るのが、本来の老人;精神的にミーハーな老人は見苦しい ほか)
第2章 齢をとったら「枯れて」ほしいよ(枯れるのはなかなかむずかしい;人生は初等科、中等科、高等科にわかれる;「結晶的知性」は老け込まない ほか)
第3章 想像力が深まってこその、老人(気難しくなるのはなぜ?;「分をわきまえる」を死語にしていいのか?;「何でもセクハラ」の背景 ほか)

著者等紹介

小林道雄[コバヤシミチオ]
1934年東京生まれ。ノンフィクション作家。雑誌記者を経て廣済堂出版で雑誌編集長・出版部長。のちフリーとなり、週刊誌・月刊誌等で活躍

おかべりか[オカベリカ]
1950年浦和市(現さいたま市)生まれ

堀切和雅[ホリキリカズマサ]
1960年生まれ。岩波書店編集部、大学教員(領域:演劇・身体表現)を経てユビキタ・スタジオ代表。劇団「月夜果実店」主宰。エッセイスト・劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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黒豆

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絵入り人生読本という副題のとおり小林道雄さんと堀切和雅さんの対談におかべさんが挿絵を描いている。実際にはおかべさんも談義に加わっているが、言葉よりも絵の方が雄弁である。年を取ったら、どのように老いていくのか、いつまでもギラギラしているのはみっともない、こざっぱりと枯れていくのがまともな老いかたなのではと教えてくれる。「枯れない男」を気取る老人は確かに見苦しいかな。2013/05/01

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