内容説明
倒産、うつ病、自殺の衝動を乗り越え、自殺防止のためのNPO法人「蜘蛛の糸」を立ち上げた男の魂の叫び。
目次
第1章 苦悩する経営者たち
第2章 特定非営利活動法人「蜘蛛の糸」
第3章 自殺は社会問題
第4章 倒産の軌跡
第5章 倒産後の生活
第6章 どん底から再起へ
特別寄稿 自殺は新たな社会問題
著者等紹介
佐藤久男[サトウヒサオ]
NPO法人「蜘蛛の糸」理事長。社会福祉法人秋田福祉協会副理事長。1943年、秋田県森吉町に生まれる。1969年、二十六歳で秋田県職員を辞し、不動産鑑定事務所勤務。鑑定評価の業務を行う。1977年、三十四歳で独立。(株)秋田不動産情報センター代表取締役。1979年、三十六歳で福祉機器と介護用品の専門店を設立。その後、(株)不動産鑑定センター、(株)設計企画一級建築事務所を設立し経営にあたる。2000年10月2日、(株)秋田不動産情報センター(年商十一・五億円、社員十九名)倒産。会社資産と個人資産のすべてを失う。一年半のうつ病、自殺の衝動を乗り切る。2002年6月、知人の経営者の自殺を契機に、経営者と家族の自殺を防止するNPO法人「蜘蛛の糸」を設立。倒産の土壇場での相談に、マンツーマンで応じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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