内容説明
秘められた外交戦と、大戦突入のプロセス。
目次
スパイ・ゾルゲ、最後の暗号電報/新資料が明かす国際スパイ事件―その時、一九四一年(昭和一六)一〇月四日(スパイ・ゾルゲ誕生;第二次世界大戦 ほか)
日米開戦を回避せよ/新史料が明かす最後の和平交渉―その時、一九四一年(昭和一六)一一月二六日午後五時(日米開戦前夜;外交戦が「妥協案」提出を止めた ほか)
ガダルカナル島撤退、苦渋の決断―その時、昭和一七年(一九四二)一二月三一日(第一回攻撃・拙速と過信;第二回攻撃・準備不足と実態無視 ほか)
さとうきび畑の村の戦争/新史料が明かす沖縄戦の悲劇―その時、昭和二〇年(一九四五)九月七日(犠牲率最大の西原村から沖縄戦を見つめる;西原村は日本軍の防波堤だった ほか)
占領日本・運命を決めた直談判/吉田茂とマッカーサー―その時、昭和二六年(一九五一)九月八日(天皇とマッカーサーの会見を実現せよ;マッカーサーを動かせ ほか)