内容説明
アーティストは、アルツハイマーとうつ病の母とのふたり暮らし。介護そのものをアートにしてしまう。その「アートママ」シリーズは、世界の現代美術展で高い評価を受け続けている。アーティスト・折元立身の「にんげんドキュメント」。
目次
1 男代さんとの二人暮らし
2 現代アーティスト折元立身
3 ドラム缶アート
4 秋田・痴呆のお年寄りとのコミュニケーション
5 川崎、秋田、そしてロンドン
6 アートママ・ダイアリー
著者等紹介
折元立身[オリモトタツミ]
1946年川崎市生まれ。1969年に渡米、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・アートに学ぶ。1971年ニューヨークに移り、ナムジュン・パイク氏の助手を務め、フルクサスの活動に参加。1977年に帰国。主にヨーロッパ、アメリカで作品発表とパフォーマンスを行う。シドニー・ビエンナーレ(1988)、サンパウロ・ビエンナーレ(1991、2002)、ベネチア・ビエンナーレ(2001)、横浜トリエンナーレ(2001)などに参加。現在、川崎市在住
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