目次
志ある者よ立ち上がれ/獄中の出会いが生んだ吉田松陰の思想―その時、一八五九年(安政六)四月七日(黒船来航;久子との出会い ほか)
汽笛一声・日本のうぶごえ/鉄道開通に賭けた若者たち―その時、一八七二年(明治五)九月一二日午前一〇時(文明の威力を見せつける贈り物;鉄道建設の決定、現実化への困難 ほか)
この難を逃げ候こと本懐にあらず/改革者・大久保利通、暗殺の悲劇―その時、一八七八年(明治一一)五月一四日(明治維新と大久保利通の決意;断固たる大久保の改革 ほか)
満州事変、関東軍独走す―その時、一九三一年(昭和六)九月二二日(張作霖爆殺事件と石原莞爾の始動;緊迫する満州情勢 ほか)
ラストエンペラー最後の日/「満州国」と皇帝・溥儀―その時、一九四五年(昭和二〇)八月一八日(満州国誕生・溥儀の託した清朝再興の夢;傀儡皇帝の実像 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
α0350α
5
伊藤博文&大隈重信の鉄道開通が面白かったです。自国での鉄道開通の重要性に気付いて何がなんでもという姿勢で臨んで、キッチリ結果を出すのが素晴らしいですね。2015/12/14
あんさん
4
吉田松陰、日本の鉄道開通、大久保利通暗殺、満州事変と石原莞爾、満州国と皇帝溥儀。大隈重信と伊藤博文の鉄道開通への情熱。二人を育てた大久保利通。外国の産業技術、国家制度、そして植民地支配まで、彼らの体験はそれほどに強烈だったのだろう。2021/03/27
まままま
1
この巻はいつにも増して充実な内容。テーマが面白い。歴史に興味をもつきっかけにできそう。
凡人太郎
1
吉田松陰、伊藤博文と大隈重信の鉄道開通までの困難、大久保利通の暗殺(紀尾井坂の変)、関東軍参謀石原莞爾、愛新覚羅溥儀について、大変わかり易く解説している。 満州事変について、整理するために読み始めたが、ついつい全部読んでしまった。2012/09/01
寝る子は育つ
0
うん、明治維新後のお話いいね!2017/02/05