内容説明
信仰の光―行くべき道を照らす普遍的な光。人間存在全体を照らす光。より根源的な源泉、すなわち神に由来する光。ベネディクト十六世が草稿をまとめフランシスコが受け継ぎ完成させた、『神は愛』『希望による救い』とともに、信・望・愛の対神徳の三幅対をなす回勅。
目次
第1章 わたしたちは、愛を信じています(一ヨハネ4・16参照)(わたしたちの信仰の父であるアブラハム;イスラエルの信仰 ほか)
第2章 信じなければ、あなたがたは理解しない(イザヤ7・9参照)(信仰と真理;真理と愛の認識 ほか)
第3章 わたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです(一コリント15・3参照)(わたしたちの信仰の母である教会;秘跡と信仰の伝達 ほか)
第4章 神は、彼らのために都を準備されているのです(ヘブライ11・16参照)(信仰と共通善;信仰と家庭 ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
73
信仰の一筋の光を見たようでした。キリストを軸にした完全な信仰について見つめることができます。信仰とは闇の中で希望に向かって歩むための光であることを実感させられました。信仰の光が何を照らすか、改めて提示されたように思います。信仰を持っているからこそ伝わることが多いのではないでしょうか。2016/09/01
とおる
1
フランシスコ法王はどんな考えの持ち主なのか知りたくて読んでみた。信仰という知らない世界の扉を開いた感じ。わからない言葉も多いがたまにはこのジャンルも読んでみるのもいいかも。2014/08/08
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
0
すでに信仰している人には伝わる言葉。信仰なき者にはイマイチフルイチ。2014/10/31
ha10
0
最近宗教について学び始めたので手に取ってみたが私にはまだよく分からなかった。というより単純に私はまだこの言葉を求める段階ではないのだと思う。何となく聞いている校長先生のありがたいお話みたいな感覚。すごく心が疲れている時に読むとピンと来る言葉なのかもしれない。2023/10/03
ポレポレ
0
物は試しに購入したものの、そもそも「キリスト教とは何か」を最低限知っておかないと共感も理解も難しい。 ★★★☆☆2022/07/28