感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
36
カトリックのカテキズムの要約版になります。要約とはいえ、カトリックの重要な要素から成り立っていると思います。信仰の本質と根本的な考え方は、プロテスタントの私でもその内容を理解することができました。クリスチャンの「便覧」的1冊だと捉えて良いかもしれません。2022/10/01
かおりんご
26
カトリックの考えが非常にコンパクトにまとめられている。１回読んだだけでは理解できないが、繰り返し読むうちに真理が見えてくるのかな？祈りの言葉が紹介されていたり、Ｑ＆Ａ方式で書かれていたのがよかった。もっと知りたくなったら、要約されていないカテギズムを読んだ方が良さそう。2017/03/19
Francis
11
カトリック教会のカテキズムの要約版。猫町俱楽部の聖書読書会の後で改めてカトリックの信仰をもう一度学び直すために読む。カトリックの世界観が見事にまとめられていると感じた一方で性生活に対する考えが古すぎるように感じる。イエス様は生理によると思われる女性を救われた人であるのだから、その事を踏まえてこの部分は新たな要理にしても良いと感じている人は多いのではないか。そう言う問題はあれどやはりカトリックのカテキズムはもっと深く知りたいと感じた。次は百瀬文晃神父様の書かれたカテキズムの解説本に取り組むことにする。2022/07/28
Francis
10
カトリック信徒なのでこれは読まないといけないのだけど、何度も挫折してようやく読了。とは言え実践するのはなかなか難しそう。でも最後まで読んだおかげで信仰がまた一つ深まったと思う。機会があれば何度でも読んでそして少しでも実践できるように心がけたい。2017/07/23
kanaoka 56
9
Q&A形式によるキリスト教の正統教理の解説。キリスト教の知識がある者にとっては想定内の内容だろう。それにしてもAが先にあって、後からQを無理に付けたような内容や、トートロジーも多々あり質は高くない。そもそもからして、宗教を論理的に語ろうという姿勢に無理があるのと、日本語へ訳すことで、言葉の詐術（矛盾）が暴露されてしまっている。 中東の風土、文化を背景にしたユダヤ教(旧約)、そして、初期キリスト教徒の団結をネタに、教会権威の新たな枠組み（新約）を創造し、維持するために作り上げられた教義であることが分かる。2018/05/13
