内容説明
総務部に勤務する新人・秋川紀美子は、辣腕専務・倉持の秘書であり愛人であったと噂される、あこがれの先輩社員・清瀬夏絵の淫らな秘密を知る。美貌の才媛・夏絵が羞恥心とマゾヒズムの鞭にわななき花蜜を溢れさせるとき、紀美子もまた企業の策略と黒い官能の罠に落ちていくのだった。男の欲望に応える女たちの、滴り匂いたつエロティシズム。
感想・レビュー
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巨峰
66
バブルが始まる前の頃。新人OL紀美子は、あこがれの先輩社員清瀬夏絵が慰安旅行の出し物としてストリップを演じたことを知る。清楚な外見の夏絵が剛腕専務の愛人だったという噂が流れている。いわゆる官能小説の部類なんだけど、凡百なそれらと比べてこの小説が優れているのは場面の切り替えにセンスがあり展開がスムーズで飽きさせないから。えぐくはあるけどねちねちはしていない。一種優れたプログラムピクチャーのよう。2018/02/17
