内容説明
路上駐車、スピード違反、飲酒運転…人はなぜルールを破るのか?ルールは常に正しいのか?警察の不当な取締りには、黙って従うしか術はないのか?タクシードライバーとして数々の修羅場をくぐり抜けてきた人気作家が、絶体絶命の危機を回避するための「掟破りの裏技」を密かに伝授し、歪んだ車社会に警鐘を鳴らす、前代未聞の問題ルポ。
目次
第1章 駐車違反の巻―路上駐車はドライバーの権利である
第2章 スピード違反の巻―生きた道路に制限速度は必要ない
第3章 飲酒運転の巻―超管理社会は飲酒をなくせない
第4章 事故の巻―交通事故は取締りではなくならない
第5章 保険の巻―システムの虚構を見破る
叛逆の知恵(駐車篇;スピード篇;飲酒運転篇;事故篇;保険篇)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーくん
4
上駐車、スピード違反、飲酒運転…人はなぜルールを破るのか?ルールは常に正しいのか?警察の不当な取締りには、黙って従うしか術はないのか?タクシードライバーとして数々の修羅場をくぐり抜けてきた人気作家が、絶体絶命の危機を回避するための「掟破りの裏技」を密かに伝授し、歪んだ車社会に警鐘を鳴らす、前代未聞の問題ルポ。 2016/10/19
dzuka
2
「闇の子供たち」を書いた作者と同一人物とは思えない、かなり主観的で、いいっぱなしな作品。 警察の交通関係の取り締まりには?というところが多いし、憤りを感じる時もある。いっそのこと自動車を放棄しようと思ったこともある。 また、自転車の走行で、きわめて理不尽な注意受けたことがあったため、今やほとんど自転車にのっていない。 この作品は、そのあたりのいらだちを代弁しているようで、そうでもない。おれは闘っているという自己アピールだけが印象的だった。 でも、自動車を運転し始めた人は一度よいかもしれない。2018/05/25
あんぐる
1
筆者がタクシードライバー時代に経験したあれこれをピックアップした書籍。エッセイでもあり、ルポルタージュでもあるようなスタイル。不条理が横行する道路取締りの様子は「えっ!そこまで?」と思えるものがありますが、それはタクシーに対して特別なのか、過去が酷過ぎたということなのでしょうか?ネズミ捕りなど現状ではそれほど酷くはない印象です。事故に関する身のすくむような経験談には「安全運転」をあらためて認識させられました。2011/04/20
みーふぃ
0
タクシードライバー をしていた作者の日々、凄まじい生活。
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
0
以前読んだ「闇の子供たち」の作者とは思えない作風。この作者のいろいろな顔に脅かされる。今回はタクシードライバーの闇について。タクシー業界について、知らないことだらけだった・・・流石梁氏。文体が生々しい。2023/06/03