内容説明
綺麗になることは、快楽なのだ―。小学校時代から十年以上も容姿コンプレックスに悩む典子は美しい自分を夢見て、人知れずあらゆるエステ、ダイエットを試みる。だがその都度、失敗を繰り返すばかり。それは、男性に愛されるための闘いなのだ。わかっていながら、深みにはまっていくエステの魔力と、せつない女心を描く体験的長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅき
27
図書館本。なにげに手にした本ですが、あとがきの『これは一種の、女の、生理的暴露本』と。そうそうその言葉ぴったりです。あーわっかるなぁ~って学生のころのあれこれ。。2013/04/03
へな
6
女性としては、共感できるとこもある。20年くらい前の話だけど、女性の美意識ってあんまり変わらない気がする2017/01/29
もも
3
えっ!これってフィクションだったんだ!! あまりにリアルなので自伝かと思って読んでました^^; 壮絶な人生だったんだなぁ、なんて。横森さんの世界にどっぷりハマってしまったわ。2013/04/23
ぽぽろん
2
なんだか、ものすごい下ネタ本だった。思ってた内容とはちょっと違う・・・。でも、キレイでいなくちゃと思い詰めてしまう感覚は少し分かる気がした。美人っていうだけで、女性はすごく生きやすくなる世の中だから。2016/05/04
ちかぴ
2
すごい本でした。私もすっかりノンフィクションだと思って最後まで読んでいました。多くの女性に読んでほしい一冊です!2014/04/08