内容説明
ハイブラウな諸兄諸姉の覗き見願望にお応えする、過剰で異常な作家の日々。各界著名人への罵詈雑言、著者を取り巻く女性達の容姿・性格・性向、「真っ当」「不真っ当」な料理店&ホテルを5段階評価。全ページに亘って膨大・詳細なる脚注を加筆!ダイエー総帥中内功氏との越年対決、官僚化した「国際」企業・全日空批判、今なお続ける震災ボランティア。スッチー、高級官僚、歯科医、人妻…、十指に余る女性達とのワインとペログリ、印刷所泣かせの原稿に追われながらも送る“無頼”な日々。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roku7777
1
いい女を抱きたい、旨い飯を食べたいという「欲望」の量が凡百の人間とは違うんだと改めて驚嘆。すげえなあと思うけどどう考えても僕には無理。田中康夫だからこれはできたことだぜ。毎日こんな旨い飯ばかり食っていては痛風になるしいい女ばかり抱いていたら腎虚になる。やっぱり田中康夫だからできるんだよ。しかし長野県民はこの内容は知っていたのかしらん。後に長野県知事に出ることになるけどネット時代の今だと誹謗中傷しか出ないんじゃないか(僕は好きだけど)。バブルの残滓だけどこの生き方は憧れる。まあ僕は無理だけど(重ねて)。2021/07/21