出版社内容情報
基地の島に連なる憎しみと暴力。ヤンバルの闇に解放の地はあるのか――救い無き現実の極限を描いた衝撃の話題作。著者初の傑作長篇。「そして、全て死に果てればいい。」――
基地の島に連なる憎しみと暴力。
それはいつか奴らに向かうだろう。
その姿を目にできれば全てが変わるという幻の虹の鳥を求め、夜の森へ疾走する二人。
鋭い鳥の声が今、オキナワの闇を引き裂く――
救い無き現実の極限を描き衝撃を与えた傑作長篇。
目取真俊[メドルマシュン]
1960年 沖縄県今帰仁(なきじん)生まれ。
琉球大学法文学部卒。
1983年「魚群記」で第11回琉球新報短編小説賞受賞。1986年「平和通りと名付けられた街を歩いて」で第12回新沖縄文学賞受賞。1997年「水滴」で第117回芥川賞受賞。2000年「魂込め(まぶいぐみ)」で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞。
著書(小説):『目取真俊短篇小説選集 全3巻』『眼の奥の森』『虹の鳥』『平和通りと名付けられた街を歩いて』(以上、影書房)、『風音』(リトルモア)、『群蝶の木』『魂込め』(以上、朝日新聞社)、『水滴』(文藝春秋)ほか。
小説の他に時事評論集『沖縄「戦後」ゼロ年』(日本放送出版協会)、『沖縄 地を読む 時を見る』『沖縄/草の声・根の意志』(以上、世織書房)ほか。
新聞や雑誌にエッセイ・評論などを発表。ブログ「海鳴りの島から」。
内容説明
基地の島に連なる憎しみと暴力。それはいつか奴らに向かうだろう。その姿を目にできれば全てが変わるという幻の虹の鳥を求め、夜の森へ疾走する二人。鋭い鳥の声が今、オキナワの闇を引き裂く。
著者等紹介
目取真俊[メドルマシュン]
1960年、沖縄県今帰仁(なきじん)村生まれ。琉球大学法文学部卒。1983年「魚群記」で第11回琉球新報短編小説賞受賞。1986年「平和通りと名付けられた街を歩いて」で第12回新沖縄文学賞受賞。1997年「水滴」で第117回芥川賞受賞。2000年「魂込め(まぶいぐみ)」で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞。小説の他に時事評論集、新聞や雑誌にエッセイ・評論などを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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