赤い椰子の葉―目取真俊短篇小説選集〈2〉

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赤い椰子の葉―目取真俊短篇小説選集〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784877144340
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

内容説明

過ぎ去らない記憶との邂逅。不本意な生を強いるのは何ものか―90年代の代表作13篇。

著者等紹介

目取真俊[メドルマシュン]
1960年、沖縄県今帰仁(なきじん)村生まれ。琉球大学法文学部卒。1983年「魚群記」で第11回琉球新報短編小説賞受賞。86年「平和通りと名付けられた街を歩いて」で第12回新沖縄文学賞受賞。97年「水滴」で第117回芥川賞受賞。2000年「魂込め(まぶいぐみ)」で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

79
1に比べればましになってるけど単行本収録済の作品が多いです(13篇中7篇)。この選集3冊は未収録だけで1冊にまとめればよかったのでは?2017/06/05

燃えつきた棒

31
※くれぐれもお食事の前にはお読みにならないで下さい。また、下ネタ厳禁の方もお読みにならないで下さい。引用文中にあからさまに性的な描写がいくつかみられますが、作者の芸術的意図を尊重するために、原文のまま引用させて頂いております。 「水滴」: 安部公房の短篇や島尾敏雄『夢の中での日常』を彷彿とさせる短篇だ。 決して独創性がないという意味ではなく、彼らの短篇と同じぐらいシュールで面白いという意味だ。/ ある日、徳正の右足が突然膨れ出して、冬瓜(すぶい)のようになってしまう。→2023/12/14

novutama

5
著者が辺野古で拘束されたニュースが記憶に新しい。優れた小説家とは類い稀な想像力を持つ者であり、想像力とは声なき声を聞く力であろう。例えばそれはコトバを持たない死者の声だ。青い海と空、沖縄の美しい風景の影に、夥しい数の口をつぐんだ死者がいる。口をつぐむのは死者だけでない。生き残った人々は罪の意識からより一層固く口をつぐむ。語られないコトバ達を紡ぐために、幻想を強固なリアリズムにのせなければならない。著者のマジックリアリズムは決して方便などではない。圧倒的な読後感は安易な引用を許さない。2016/06/19

林克也

2
恥ずかしながら目取真俊を初めて読んだ。 もっと早くから読めばよかった。とても肌に合う。 皆よかったが、特に「魂込め」と「ブラジルおじいの酒」は絶品。2022/08/02

su-zu

1
すべての日本人に読んでほしい本です。決していい読後感ではないけれど。奪われ、捨て去られ、忘れ去られる者の痛みが、その叫び声が聞こえてくる本です。分かっちゃいるけど、何だか腑に落ちない。どんなに賢い人だって、じぶんの回り半径1キロメートルを目配りするくらいしかできないのに(いや、普通はせいぜい10メートル位なものだし)、遠くを見ることが出来てる気になってるのが、間違いなんじゃないかなと思う。私は沖縄の人たちに、もう少し、幸せになってもらいたい。(目取真さん、逮捕の日に)2013/11/19

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