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内容説明
自虐教科書・謝罪外交―この国の行く末は!?二十一世紀に日本国家が生き残れるかどうかは、本書が採りあげた諸問題の帰趨にかかっている。
目次
第1章 誇りなき国家は滅亡する―謝罪外交、自虐教科書は日本国の致命傷
第2章 「従軍慰安婦」問題の核心は挙証責任―なぜ、日本のマスコミは本質を無視するのか
第3章 はたして、日本は近代国家なのか―明治維新に内包された宿痾が今も胎動する
第4章 なぜ、天皇は「神」となったのか―近代国家の成立には、絶対神との契約が不可欠
第5章 日本国民に告ぐ―今も支配するマッカーサーの「日本人洗脳計画」
第6章 日本人の正統性、復活のために―事実に基づく歴史の再検証が不可欠なとき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きくち
2
小室直樹氏は右翼なんだろうか?きっと右翼ではないだろう。愛国者なのだと思う。そうでなければこんな本は書けないのではないだろうか。2011/02/26
ぶらり
1
明治のおける近代日本成立を再評価すべきである。政治経済もさることながら文学芸術面においても。現代一般人の史観は大衆迎合的ないわゆる「司馬史観」に代表されるように太平洋戦争を歴史の鬼胎と位置付けている。しかし、明治期における日本近代国家の成立を旧帝国主義の出現として捉えれば、自虐的歴史観は生まれないはずだ。文学界もしかりで、漱石を近代国家の迷走を嘆く風刺教訓的小説として捉えるとそのメッセージは痛烈で面白い。何れにせよ、いかに明治を再評価するか、いかに伝統主義を打破するかである。2010/08/15
MIRACLE
0
「自虐史観」「反日史観」発症の根源について、社会科学的な分析をとおして、解明を試みた本。2016/08/09