大東亜戦争ここに甦る―戦争と軍隊、そして国運の大研究

大東亜戦争ここに甦る―戦争と軍隊、そして国運の大研究

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  • サイズ B6判/ページ数 442p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877120337
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

目次

第1章 帝国海軍、高度成長の秘密―なぜ開国五十余年で、世界のトップに伸し上がったか
第2章 支那事変は、どう戦うべきだったか―南京を一気に叩けば、大東亜戦争も起こらなかった
第3章 日米の運命は、なぜ逆転したのか―戦において、緒戦の大勝利ほど危ないものはない
第4章 帝国海軍、七二年間の宿痾―緒戦に大勝すると必ず“無連帯”に陥る不可思議
第5章 真珠湾の奇蹟は、なぜ起きたか―奇襲大成功で、世界の戦略的バランスは激変した
第6章 マレー沖海戦―再び奇蹟が―山本五十六のミスにより、全滅の危機はあった
第7章 運命の岐路―インド洋作戦―日独が共同して中東を押さえていれば、世界史は変わっていた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

3
登録忘れてた。天才の本らしい。確かに着想が斬新というか、思いついてもなかなか根拠やら何やら資料を集めるのが大変でなかなか書けない本かもしれない。実証的な面と感覚的な部分のバランスが絶妙というか、面白かった。戦前の日本の技術力はかなりのもので、それはイギリスが気前よく自軍に納入した以上の最新鋭の造船技術を惜しみなく教えてくれたお陰もあったりして、ある意味長閑な時代だったのかもしれない。今は目に見える戦争は世界規模では存在しない静かな時代だけど、熾烈な競争が至る所にある印象。専門は数学らしく幅広い見識に脱帽。2017/02/18

MIRACLE

0
大東亜戦争について事実にもとに科学的・合理的に検証を試みた本。戦力分析、支那事変、ハワイ海戦、マレー沖海戦の順に検証をおこなっている。最終的に、筆者は戦争指導者が戦争設計にかんして無能であったことが敗因である、と結論づけている。しかし、本書のほとんどの部分は、「別の行動をとっていれば勝てた」という話ばかりで、読んでいて、虚しくなるばかりの、退屈な内容だった。2016/03/24

rubix56

0
読みたいけど、気力がない。2014/11/06

ビリケン

0
南原繁曰く「日本は常識も学門も何もかも無視して米英と戦う」大東亜戦争を調べれば調べるほど日本人はなぜ敵国の歴史を知ろうとしない。孫子の兵法を徹底しない。世界の数々の戦争から戦訓の研究をしないのかと疑問を通り越して怒りが湧いてくる。これは、戦前の話ではない。戦後も日本人は私の主観ではしっかりとその性質を相続している。臭い物に蓋をするが如く、軍部悪玉史観で今を生きる日本人は大東亜戦争を片付けていいはずがない。徹頭徹尾、研究する事である。これは、過去の過ちを反省するために、未来の平和を願うための責務である。2021/02/27

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