戦争と芸術―「いのちの画室(アトリエ)」から

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876998739
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0095

内容説明

平和博物館と美術館の館主が注しつ注されつ語り尽くした「平和・文化・芸術」談議。

目次

平和の旗に吹く風になりたい(第一回対談)(出会いは、女性秘書に引かれて;いのちを個数で束ねてはならない;踏みつぶした虫のいのちと向き合う ほか)
俳句で戦争を詠むと(その夜の会食対談から)(不自由のなかで自由に詠む;「原爆忌」の俳句大会から;英語俳句だってあるんだ ほか)
風化は風に乗って石になる(第二回対談)(無言館、雪深し;個の記憶を「集合的記憶」に;人間が人間でなくなるのが戦争 ほか)

著者等紹介

安斎育郎[アンザイイクロウ]
1940年、東京生まれ。東京大学卒、工学博士。立命館大学国際平和ミュージアム館長、日本平和学会理事、日本学術会議平和問題研究連絡委員会幹事、原水爆禁止世界大会起草委員長、日本科学者会議代表幹事、原爆忌全国俳句大会実行委員長、Japan Skeptics(超自然現象を批判的・科学的に究明する会)会長。手品のテクニックで不思議現象を再現する講演・講議が人気を博す

窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
1941年、東京生まれ。信濃デッサン館、無言館館主、作家。1964年、東京世田谷に小劇場「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979年に長野県上田市に「信濃デッサン館」を、1997年に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。著書に、『無言館ものがたり』(講談社・第46回産経児童出版文化賞受賞)『鼎と槐多』(信濃毎日新聞社・第14回地方出版文化賞受賞)など四十余冊がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tu-ta

0
濃い二人の対談。無言館と立命館平和ミュージアム。アートと平和。見えてくるものはいくつかあったと思う。メモ http://tu-ta.at.webry.info/201312/article_2.html2013/12/13

tecchan

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 無言館館主窪島誠一郎氏と立命館大学国際平和ミュージアム館長安斎育郎氏が互いの館を訪ね、戦争、芸術、そして命について語り合った対談集。今から15年程前に発刊された本であるが、ちょうどその頃、ふたつのミュージアムを訪れたことを思い出した。また、是非、もう一度行ってみたい。2021/11/01

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