内容説明
地域住民との町おこしシンポジウム、服装自化とみんなでつくった標準服、2年間の論議で実ったアルバイト規定の見直し、生徒の提案による授業・施設の改善―「三者協議会」「フォーラム」の6年間は、生徒の自立を促し、開かれた学校づくりへと向かわせた。そこには、高校生たちが、父母・教職員と共に、学校を変え、地域活性化に取り組んだ、6年間の熱いドラマがある。
目次
第1章 二〇〇三年夏、生徒会が燃えた
第2章 地域に学校を開こう
第3章 三者協議会はこうして始まった
第4章 自立に向かう生徒たち
第5章 みんなでつくった標準服
第6章 授業を改善しよう
第7章 自分たちの力で学校をつくる
解説 「開かれた学校」づくりの実際と展望(浦野東洋一)
著者等紹介
宮下与兵衛[ミヤシタヨヘエ]
1953年生まれ。長野県辰野高校(国語科)教諭。平和・国際教育研究会事務局次長。長野県高等学校教育文化会議元副議長。ビデオ『高校生のみた沖縄』(監督・脚本)で、東京ビデオ・フェスティバルのグランプリ受賞
浦野東洋一[ウラノトヨカズ]
1943年生まれ。帝京大学文学部教育学科教授。国立市教育委員、東京大学名誉教授
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