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内容説明
本書は、仕事に疲れて命を断った24歳の青年の死の記録である。そして、死の真相を知りたいと、悲しみの底から立ち上がった母親の闘いの足跡である。
目次
第1章 命を断った日(明るいスポーツマン;「やりがいがある」職場 ほか)
第2章 労災認定(広島県労連の「労働110番」;真相の解明なしに息子は浮かばれない ほか)
第3章 母の訴え(第一回口頭弁論での意見陳述;全国に広がる母の訴え ほか)
第4章 過労自殺(広島中央労基署が労災認定;過労死弁護団も「大きな意義」を強調 ほか)
第5章 勝利判決(証人尋問が始まった;現場労働者の過重負担によってもたらされた増産 ほか)
著者等紹介
広田研二[ヒロタケンジ]
1950年名古屋市に生まれる。1974年中央大学法学部卒業。出版社勤務を経て、現在フリージャーナリスト。「労働法律旬報」1997年10月10日号から1999年6月25日号まで「労働環境はどうなるのか」連載。労働問題、社会問題を中心に取材、執筆活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。