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目次
第1部 実践編(制度を使った精神療法の実践―ラ・ボルド病院とセクター制度;日本の精神医療現場での試み―四つの例、四つの声;制度に取り組むために―身近な制度分析の実践;日本の精神医療と制度を使った精神療法はなぜ今まで出会えなかったのか―実践編のまとめとして)
中間部 対話編 制度という論点をめぐって
第2部 思想編(制度を使った精神療法の思想;制度を使った精神療法とその周辺;根を枯らさないために―思想編のまとめとして)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ennnyo
1
精神科病院を取り巻く閉鎖的で病的な環境を改善する為にフランスのラ・ボルド病院で始まった「制度分析」を元にした病院運営に関する実践例やその思想についてようは、スタッフや患者の各役割を固定させずに環境を常に流動的にして互いにコミュニケーションを取り続けられる制度を創りその制度分析を行い続けることが、病院環境を改善することに重要。しかし、モデルに従った時点でそれは制度分析が出来ていないことになるので各機関によってあるべき姿は違うし、変化していく
Fugusuke
1
制度を見直す視点を教えてもらえた一冊でした。既存よ関係を括弧に入れて、もっと深い部分で出会うことが大切であるというバザーリアの現象学的視点が大変興味深かったです。2011/08/27